シロクマベーカリー

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ファーム田中屋の思うこと ~田中哲夫さんからのメッセージ~

     - オーガニックパン

【こちらは2017年3月の記事です】

 

monova展示

 

こんにちは。シロクマベーカリー広報の片瀬です。
2/23(木)~28(火)まで、東京・新宿のmonovaギャラリーさんで「北海道発オーガニックパン展」を開催しました。

今回の出展は、パンそのものをご紹介する目的もありましたが、それ以上に、オーガニックパンを作ることになったきっかけや背景、今後の取り組みについて、広く皆さまに知っていただければという思いがありました。そして、シロクマベーカリーのオーガニックパン作りのパートナーであり、たゆまぬ努力と試行錯誤を重ねながら有機農業に取り組む生産農家の田中哲夫さんの思いをお伝えすることも、大切な使命でした。

ここに、展示に寄せて田中さんからいただいたメッセージを全文ご紹介します。

 

ファーム田中屋・田中哲夫さん

 

「ファーム田中屋の思うこと」

毎日の食事を、安心して笑顔でおいしく召し上がって頂き、食べる喜びをひとりでも多くのお客様にお届けしたいと心がけております。

「身土不二」「食は命なり」「一物全体食」という言葉を聞かれたことが有ると思います。
人は、食によって、また食べ方によって、健康を作り、保つ事が出来ると言う教えと捉えています。

植物が健全に生育する環境を保つことは、その土地に住む全ての命を守ることに繋がります。

環境を考える栽培に取り組む中で、小麦の有機栽培は難しく取り組む人が少ないことを感じていました。
有機の小麦粉を必要としている人の声は、私の様な農業者には届くことがありません。
「何故なのかな?」と考えてみると、私自身が声を届けていなかった事に気づかされました。
今回、ご協力頂いてパンに成りました「大地の声・自然の恵み」を、皆様に感じていただけたら嬉しいです。
少しだけ、考えて欲しいのです。
作物が育つには、空気と水と光が必要です。
この3つが綺麗であることが、作物が健康に育つ条件だと思います。

未来に良い環境を届ける努力を応援していただけたら幸いです。

ファーム田中屋 田中 哲夫

 

★収穫前の小麦畑を前にする田中さん

 

昨年の夏、収穫を明日に控えた有機小麦「はるきらり」の畑を前にする田中さんの姿です。

田中さんのメッセージを読んではっとしたのは「有機の小麦粉を必要としている人の声は、私の様な農業者には届くことがありません」という言葉です。
小麦は、野菜や果物のようにそのまま販売されるのではなく、麺やパンなどに加工されて消費者の手にわたります。
お客様の「美味しい!」という喜びの声や、「こういうものが欲しい」という要望の声を直接聞く機会は、少ないかもしれません。
しかし田中さんは「私自身が声を届けていなかった事に気づかされました」と謙虚におっしゃって、実際にご自身で発信をはじめています。

有機農業は、多くの時間と手間がかかる農業方法です。
農薬や化学肥料にたよらない・遺伝子組換え技術を利用しないという基本の約束をベースに、その土地に合った独自の方法を、生産者の方々が試行錯誤しながら編み出しています。
その日々の忙しさの中で、情報発信にも取り組まれている田中さんに敬意を表するとともに、パンの製造・販売という
最終ラインにいる私たちが、有機小麦を必要としているお客様の声をどんどん田中さんに届ける窓口にならなければと思いました。

皆さまの声をぜひお寄せください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

★社長と店長

 

たわわに実った「はるきらり」の穂を見つめる弊社社長・荒川と、シロクマベーカリー本店の店長・上川。

田中さんが丹精して育てた有機小麦「はるきらり」を使ったシロクマベーカリーのオーガニックパンのご注文はこちらから。