シロクマベーカリー

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オーガニック小麦の製粉現場へ【江別製粉さん】

     - オーガニックパン

こんにちは。シロクマベーカリー広報の片瀬です。

年初から、オーガニックパンに携わる様々な人や現場をご紹介する連載をスタートしています。二回目となる今回は、田中さんが丹精したオーガニック小麦を製粉してくださっている「江別製粉」さんです。どうぞお気軽にお付き合いくださいね♪

江別製粉さんの取り組み

江別市は、札幌の東に隣接する人口約12万の市です。生活利便性が高く、自然環境にも恵まれていて、日本三大河川の石狩川や、世界有数の平地原生林である野幌森林公園があるんですよ。

江別製粉さん工場6階からの市内の眺めです。 写真提供:江別製粉

江別製粉さん工場6階からの市内の眺めです。
画像提供:江別製粉株式会社

 

そして、私たちパン屋と関わりの深いところでは、小麦の産地という顔も持っています。

北海道では1970年代後半から小麦の増産が図られましたが、当時の小麦はグルテン(たんぱく質の一種で、パンを膨らませます)の含有量が低く、パンには向きませんでした。しかし1985年、国産の小麦で初めてパンに適した品種「ハルユタカ」が誕生し、江別市で栽培されるようになります。その後も「きたほなみ」、「ゆめちから」といった新しい品種が次々と生み出され、江別は小麦の名産地になっていくのですが、その発展に力を尽くし、ともに歩んできたのが、地元の製粉会社である江別製粉さんです。

 

収穫間近のハルユタカです。 画像提供:江別製粉株式会社

収穫間近のハルユタカです。
画像提供:江別製粉株式会社

 

江別製粉さんの魅力は、何といっても、小ロットの製粉プラントを備えていること。大量生産でコストダウンを図る製粉会社が多いなか、原料1トンから製粉を受け付けるという独自の道を切り拓いてきました。
「町内の小麦で、特産品を作りたい」「メーカーお仕着せの粉ではなく、自分好みの自分オリジナルの粉でパンを焼きたい」など、小麦粉を求めるお客様の要望はさまざま。その声にこたえたくて、小型製粉プラントを開発したのだそうです。こうして、地域や生産者、品種、栽培方法などを限定した個性的な小麦粉の生産が可能になりました。

田中さんが丹精したオーガニック小麦も、ここで粉になります!収量が少ないオーガニック小麦も、江別製粉さんなら大丈夫。オーガニック小麦のラインは有機JAS認証を取得し、他の小麦が混ざらないよう厳しい基準にのっとって管理されています。

有機ラインにて小麦の品質を見極めます。 画像提供:江別製粉株式会社

有機ラインにて小麦の品質を見極めます。
画像提供:江別製粉株式会社

 

小麦は、ロール機やふるいに何度もかけて粉にします。見学して驚いたのが、これらの機械が階をまたいで(貫通して)いること!小麦は上下に移動を繰り返しながら、だんだん細かい粉になっていきます。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ江別製粉さんのホームページをご覧くださいね。

工程の多くは機械ですが、調整作業や最終チェックはやはり細やかな人の目が大切です。 画像提供:江別製粉株式会社

工程の多くは機械ですが、調整作業や最終チェックはやはり細やかな人の目が大切です。
画像提供:江別製粉株式会社

 

江別製粉さんが「北海道産小麦の価値と魅力を伝えたい」「小麦畑と食卓の距離を縮めたい」と精力的に活動されていることに、私たちは敬愛の念を抱いています。シロクマベーカリーも「北海道産小麦の美味しさを引き出したパンを食卓に届ける」「小麦をはじめとする地元の生産者さんについて広く知ってもらう」ことを使命に、引き続き励んでいきたいと思います。
江別製粉さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします♡

 

シロクマベーカリーのオーガニックパン

 

通販・ミックスセット

 

田中さんが育てたオーガニック小麦「はるきらり」は、江別製粉さんで小麦粉になり、シロクマベーカリーでオーガニックパンになります。たくさんの人の愛情を注がれて、健やかなパンが出来上がりました。
オーガニックパンはお取り寄せにも対応しています。シロクマベーカリーオンラインショップはこちらから。急速冷凍で焼きたての美味しさをとじこめ、冷凍便で全国にお届けします。

オーガニックの連載ブログ、次回はシロクマベーカリーのオーガニックファクトリーをご紹介します。どうぞお楽しみに!